アスベスト検査・石綿検査
アスベスト、石綿を原因とする肺がんでの死者が増えていると見られます。
しかし、労災認定件数が減少しているのは、アスベスト、石綿による肺がんの労災認定基準が厳しくなったことによります。
アスベスト、石綿被害の規模を示す指標の中皮腫は、2011年の死者が1258人で、前年比49人増加しています。
石綿による肺がんによる死者は統計がないのですが、中皮腫の2倍とする説が有力となっています。
珪酸(けいさん)マグネシウムを主成分にした繊維状の鉱物で、耐熱材、耐火断熱材、絶縁材、補強材など幅広い建築材料で使われてきました。
直径1ミクロン以下の細長い微細な繊維で吸い込むと、石綿肺、ガンなどの病気の原因となります。 人体に有害なことから、新築時はアスベストは使用されなくなりつつあります。 しかし昔建てられた建物解体時の飛散防止対策や処理方法が問題となっています。
アスベスト、石綿は、極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っています。
建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート材など)、摩擦材(自動車のブレーキライニングやブレーキパッドなど)、シール断熱材(石綿紡織品、ガスケットなど)に使用されてきました。
肺がんや中皮腫を発症する発がん性が問題となり、現在では、原則として製造・使用等が禁止されています。
今後はアスベスト、石綿が大量に輸入使用された1970年から1990年頃に建てられた建築物の老朽化に伴い、建築物の解体が増加します。
そこで、解体等の工事における石綿のばく露防止対策の一層の徹底を図ることなどの目的から石綿に関して独立した規則として「石綿障害予防規則」が2005年7月に施行され、2006年9月に一部改正が行われています。
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